2008年01月

2008年01月31日

財団法人自治体国際化協会(CLAIR)

e2677587.JPGCLAIR(Council of Local Authorities for International Relations)は地域おける国際化の機運の高まりを受け、こうした動きを支援し、地域の国際化を一層推進するための地方公共団体の共同組織として昭和63年7月に設立されました。CLAIRは、東京を事務局本部として、ニューヨーク・ロンドン(平成元年)、パリ・シンガポール(平成2年)ソウル(平成5年)、シドニー(平成6年)及び北京(平成9年)の7つの世界の主要都市に海外事務所を設置し、海外とのネットワークの充実に努めている。このようなネットワーク等を活用して、CLAIRは地方公共団体の海外における活動を支援し、地域の国際化、外国における地域活性化の方策になどについての情報を収集、提供や調査研究を行う一方、対日理解促進を積極的に図るため、我が国の地方自治制度や地方行政制度を中心とした諸事情を海外に紹介している。自治体国際化協会
また、CLAIRは語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)の推進、地域の国際化の担い手となる人材の育成、地域国際化協会への支援などの業務を行っているほか、地方公共団体の姉妹交流をはじめとする国際交流や国際協力活動の支援に努めるなど、深化・多様化する地方公共団体の国際化施策を支援している。私たちが訪問したシドニーの海外事務所には総務省、県、市、全国市長会などから10名が派遣され、地元採用の職員4名とあわせ14名で運営されていた。シドニーと名古屋市は姉妹都市ということで常時1名の職員が在籍しているそうである。人件費は各団体の負担で、1年間東京で勤務しながら研修し、2年3年目に海外へ派遣されるシステムである。説明をしていただいた池田憲治所長の話によると、現地の研修として1週間地方自治体の現場で学ぶことにより、海外の地方自治体について学べることも貴重であるが、国際的視野を持った人材育成ができていることがよいとのことであった。
このあと約1時間にわたり、オーストラリアの地方自治体の概要についてレクチャーをうけた。


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ロイヤルノースショアホスピタル

de9d2ac9.JPGロイヤルノースショアホスピタルは1902年に建てられた。オリジナルのバンダーフィールドという名前をつけた公立病院である。設立当初は14床で始まったそうだが現在は520床である。州政府から約340億円の補助金により運営されている。シドニーブリッジができるまでノースシドニーを受け持っていた。そして現在はより北のほうまで管理するようになった。ここには6つのヘルスサービスのセンターがあるが、今回視察したのは救急の熱傷、小児病棟であった。熱傷病棟にはヘリポートがあり、近隣諸国からも患者が運ばれてくるそうだ。特殊な機器が設置され、専門医が待機している。小児病棟はランク1-3の比較的軽度の患者用で、室内は明るく楽しい壁画や庭も整備されていた。また、この公立病院の隣には私立病院があり、渡り廊下で接続されている。オーストラリアではPPP方式(プライベートパブリックパートナーシップ)が広がりつつあり、私立病院と公立病院(緊急、高度医療)のドクターの交流により、VMOビジティングメディカルオフィサーとよばれる公立病院の医師が私立病院の患者を診ることができるシステムもある。
オーストラリアでは年間6万ドル以上の収入がある30歳以上の成人の場合、所得の1.5%を保険料として納めることにより、公共病院に入院した場合、全額保険でカバーされる。私立病院の場合はドクターの指名権や部屋を選ぶ権利などがあるが、公立の場合は無い。しかし、私立の病院に入る場合は全額個人により入院治療費を負担するか個人の任意保険に入る必要がある。
熱傷病棟

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2008年01月30日

シドニーへ移動

cafa6d93.JPGローガン市役所訪問後、ブリスベン空港に移動、予定のジェットスター航空JQ819便は機材不足のため大幅遅延となったため、急遽バージンブルー航空DJ254便に変更、シドニー空港に到着したのは約1時間30分遅れの午後7時ころであった。夕食をとったのは午後8時を回っていた。移動日は本当に疲れる。

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ローガン市役所訪問

76bd0b55.JPGかつてローガン地域には、原住民である2つのアボリジニのグループが住んでいた。1827年にパトリック・ローガン船長がこの地に訪れたのが、ヨーロッパ人では初めてのことである。1841年にはブリスベン地域は、流刑移民の人々でほぼ一杯の状況になり、行き場を求めた侵略者がローガン地域に進行した。いくつもの地域が開発、発展、合併が進み、最終的に1981年1月にローガン地域がローガン市となった。発足当時は人口約7万人でしたが、世界各国約160以上からの移民者を含め17万5千の人口に膨れ上がった。ローガン市はブリスベンの南東へ車で30分くらいに位置し、現在の総面積は249㎢ですが、周辺との合併により、本年3月15日より人口は25万3千、総面積は913㎢となる。市議会議員も10名から2名増員し12名となる。私たちを迎えてくれた市議会議員のシェリー・ダリー氏によりますと、議場の改造も予定しているそうである。
オーストラリアの政治基盤は日本と同じ3重構造だが、大きく異なるのは州が大きな権限を持っているということである。教育、病院、警察、救急サービスなどは州政府による管理であり、市の歳入の主のなものは固定資産税と水道代、廃棄物処理費そして、連邦や州政府からの補助金となっている。ローガン市の職員数は約1000名で合併後は約1400名になる予定だ。市の総予算額は約369億円で合併後は約500億円になる予定だそうだ。市の最重要課題は渇水対策と下水道インフラの整備であり、自治体の収入と雇用の1/4は「水」関連である。しかし、2007年11月の水改革の採択により、水管理の中央集中化(州水道)が進み、市の財源の確保に課題を残している。また、2005年草案の「2026プラン」によると、20年以内に人口は100万人を予測しており、これを支える基盤と作らなければならないとのことであった。
ローガン議場

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2008年01月29日

ベルビュー・ケアセンター

5590a230.JPGベルビュー・ケアセンターは創立されて46年になる私立の高齢者施設である。設立当初は20床であったが、現在では99床になっている。しかし、現在200名以上の人がウエイティングリストに掲載されている人気のある施設である。公の補助金をいただいているので、27%以上低所得者を入れる義務がある。ローケア(ランク1−4)のホステルとハイケア(ランク5−7)のナーシングホームの両方の機能を持った施設である。ここに入所を希望する者はまず病院に行って診察を受けた後、ACATと呼ばれる人が評価することになる。ACATは各個人に適したケアプランを作る。このケアプランは家族とも相談し、毎月ケアプランの見直しを行う。また入所者本人とも月に1回はミーティングを行い、希望を聞いている。適度の運動と栄養管理により、より良い環境の中でケアーを高めることができている。入所費は資産評価により個人負担率が変わる。保証金(ボンド)を納めることにより、所有資産の評価が下がり入所費を低率にすることが可能である。このボンドはトラスト基金により管理され、再投資に充てられている。この施設の職員数は多いほうで125名の職員が働いている。運営費の70%を人件費にあてている。エージェントの職員は高価なため、全員が雇用職員であり、優遇面で非常に高い評価をいただいている。職員の90%は有資格者であるが、雇用後の資格取得にも協力している。
また、入居者へのサービスとして家族のためのプレイエリアを作るなど運営の工夫をしている。


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エンデバー・ウィンドザー・ディファンデーション

8cbdf840.JPGエンデバー・ウィンドザー・ディファンデーションは非営利団体ではオーストラリア最大の組織を誇る障害者施設である。現在はクイーンランド州だけで活動しているが、今後は他の州にも広げる構想がある。サービスの対象は成人であるが、田舎では子供にもサービスを行っている。州内に約200か所のサービス提供拠点を持っている。サウスイーストクイーンズランドでのサービス提供者は約4000人で、組織には1億1千万ドルの資金がある。設立は1952年で、障害者を持つ家族が集まって募金などをしながら活動が始まった。設立当初は非正常者協会と呼ばれていたが、1974年にエンデバーファンデーションと変更された。現在、組織全体に対して州政府より約6000万ドル、オーストラリア政府より約2000万ドルの資金援助を受けているが、自らの募金活動で約3000-4000万ドルがまかなわれている。政府援助は施設に対してではなく、個人に対して行われており、自分に合わせたサービスを選択する方式がとられている。私たちが訪問した施設は36名の障害者が利用しており、年齢構成は19歳から56歳となっていた。職員は私たちにインフォメーションをしていただいたサービスマネージャーのチェリス・ビューモント氏を含め5名である。また、3名の専門的技能を持ったボランティアも協力している。障害者が受けることのできるサービスの主なものは、ポストスクールサービス、ビジネスサービス、レスパイトサービス、ライフスタイルサポート、アダルトトレーニングサポートサービスなどがある。
ポストスクールサービスは義務教育を終えた人に対して行われるこの施設の主となるサービスである。
ビジネスサービスは比較的障害が軽い人に対するサービスで、8000ドル補助金は障害者の労働に対する賃金として使われる。このサービスのみが連邦政府からの支援を受けている。(他のサービスは州政府から支援を受けている。)レスパイトサービスはショートステイサービスで、年間を通して8週間のサービスを受けることができる。アダルトトレーニングサービスは技能向上、訓練、余暇の利用の促進などを行っている。このサービスは37か所ある施設によってサービス内容が異なっている。また、家族を含めたミーティングを行い、サービス内容の見直しを行っている。これ以外にも利用者に対してオプション(有料)で数々のプログラムを提供している。


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2008年01月28日

サウスバンクパークランズ

229f78d7.JPGサウスバンクパークランズは1988年に万国博覧会の会場になったところを再開発し、市民の憩いの場としたところで、私たちが宿泊したRYDGES HOTELに隣接している。祭日ということもあるのか、多くの市民でにぎわっており、プールや人工ビーチ、親水施設が造られており、水遊び、サイクリング、ジョギングやウオーキングのスポーツを楽しんだり、バーベキューやレストランで食事をとる姿が見られた。ロケーションとしてはサンポート地区と類似しており大変参考になった。
長旅の疲れもあったので、この日は早めにホテルに入ることにした。バーベキュー

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クイーンズパーク

2003c67a.JPGクイーンズパークは市内中心部州議会議事堂に隣接した公園で野外の催し物もできる設計になっている。公園内には鳥が群がり、小動物園を思わせる自然豊かな施設であった。

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レッジービーチ

0170afc9.JPG午前8時15分ブリスベンに到着した。10時間の飛行機は大いに疲れた。オーストラリアのこの日は国民の祝日、行政施設は閉館しているが、いくつかの市民でにぎわう施設を視察した。ナッジービーチは空港近くにあるビーチで多くの犬を連れた人たちでにぎわっていた。バーベキューの無料施設などもあり、家族連れや友人グループで楽しむには絶好の施設である。

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2008年01月27日

海外行政視察に出発

fae96ebf.JPG今日から高松市議会の海外行政視察でオーストラリアに出発した。
午後2時5分高松駅発リムジンバスにて関西空港に到着した。午後22時30分発のジェットスター航空018便でオーストラリアに向け出発。

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2008年01月26日

四国ブロックスポーツ少年団指導者研究協議会

d0daa11c.JPG四国ブロックスポーツ少年団指導者研究協議会がマリンパレス讃岐で開催された。私は日本スポーツ少年団の現状という演題で1時間余り講演をした。
夕方から高松市文化協会の新年の会があり参加した。市長、議長、議員も参加100余名の参加者は楽しい会となった。

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2008年01月25日

将来像検討プロジェクト

5289bf46.JPG日本スポーツ少年団の将来像検討プロジェクトに参加するため上京した。約3時間の会議で専門的格分野から貴重な意見が続出した。
今日の東京はまさに快晴、東京湾は澄み渡っていた。まっ白い富士山もくっきり見えた。

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2008年01月24日

株式会社カマタマーレ讃岐の役員会

設立されて初めての株式会社カマタマーレ讃岐の株主総会および取締役会が開催され、事業計画や予算案などを審議し、了承を得た。これから羽中田監督のもと、JFLをめざし頑張ってほしい。
なおNPO法人カマタマーレスポーツクラブは地域のクラブとして生涯スポーツの振興など専門スタッフを揃え、市民にサービスを提供していきたいと考えている。

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2008年01月23日

実行委員会参加

2007年の全国スポーツ少年大会熊本大会の実行委員会総会参加のため朝7:30のマリンライナーに飛び乗り、約1時間弱の会議を済ませ、高松に帰ったのは午後8時30分であった。九州に行くのは結構時間がかかりますね。

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2008年01月20日

TAG芸能発表会

674f2018.JPGTAG高松エアポートグループの新年芸能発表会が高松国際ホテルで開催され出席させていただいた。10回大会を記念しこれまで功績のあった方々が表彰された。おめでとうございます。

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2008年01月19日

香川生涯スポーツフォーラム

440dd289.JPG 総合型地域スポーツクラブのあり方を考える「かがわ生涯スポーツフォーラム2008」(日本体協、県体協など主催)が19日、香川県丸亀市綾歌町の市綾歌総合文化会館で開かれた。フォーラムは基調講演とシンポジウムの2部構成。講演はモスクワ五輪以来、13回の五輪取材を行っているテレビアナウンサーの宮嶋泰子さんを講師に迎えた。
 シンポジウムは「子どもの可能性とスポーツの可能性」がテーマ。NPO法人ELF丸亀理事長の斉藤栄嗣さんと昭和小教諭の稲沢すみ子さん、小豆島町教委の相原隆幸さんが出席し、クラブの運営や設立準備などそれぞれの現場の現状を報告した。

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2008年01月18日

卓話

09b58ee9.bmp高松西ロータリークラブで10月に実施した2007日独スポーツ少年団指導者交流について報告を行った。時間が相当経過したので思い出しながらの発表となった。

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2008年01月17日

防災センター視察

2d4a50b7.JPG弦打の保健委員会の一日視察で県の防災センターを視察した。消火器を使った消火体験、地震体験、煙の中での避難体験など貴重な体験をすることができた。

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2008年01月16日

市長を表敬

958cdc66.jpg 四国サッカーリーグに所属するカマタマーレ讃岐の羽中田昌(はちゅうだ・まさし)監督(43)らが16日、高松市役所に大西秀人市長を表敬、目標のJFL(日本フットボールリーグ)昇格に向けて「地域の皆さんと一体になって戦い、今年中に昇格を果たしたい」と意気込みを語った。

 国内サッカー初の「車いす監督」として注目を浴びる羽中田監督は今季就任。Jリーグ経験者を獲得するなど強化が進む現チームを「全員やる気が高く、雰囲気はいい。JFL昇格へ自信が持てる」と市長に紹介した。

 チームは同日に株式会社化し、表敬には熊野実社長や後援会の木村大三郎会長らも同行。出席者それぞれから支援要請を受け、大西市長は「スポーツは地域発展の貴重な素材。活躍を期待する」と協力姿勢を示した。

以上四国新聞


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2008年01月15日

牟礼スポーツクラブ訪問

9f770642.JPG教育民生常任委員会の所管事務調査で牟礼スポーツクラブを訪問した。牟礼スポーツクラブは創立されて2年目、町内にあったスポーツクラブを統合し総合型の地域スポーツクラブにした。創設前に比べ、これまでスポーツに縁のなかった人たちにも多くのスポーツ環境を提供できるようになった。牟礼クラブ

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2008年01月14日

成人式

5c0583f2.JPG瀬戸大橋が開通して20年、この年に生まれた赤ちゃんが成人した。早いものだ。また昭和生まれ最後の成人式でもある。式は非常にいいムードで行われ、成人にとっては思い出深いものになったと思う。

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2008年01月13日

親友会の新年会

cbb527ff.JPG地元、郷東町の親友会の新年宴会が開催され、楽しい時間を過ごした。歌当てゲーム、大正琴の演奏、日舞など余興も大いに盛り上がった。

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2008年01月12日

高松青年会議所新年会

bf27b3b8.JPG高松青年会議所の新年会に参加した。将来の高松を支える若者たちのパワーを感じた。もっともっと結束を固め、若い世代にしかできないことをどんどんやってほしい。

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まちなか元気サミット2008

971876d5.JPG12日に開かれた「まちなか元気サミット2008」で、高松、富山など中心市街地活性化基本計画(中活計画)の認定を受けた4市の市長がコンパクトシティー実現に向けたまちなか再生の取り組みを紹介。将来展望や課題などについて意見を交わした。高松にとって公共交通の充実は最も最優先課題である。合併町など郊外とのアクセスは高松の発展に欠かせないと考えている。

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2008年01月11日

高松西ロータリークラブ新年会

78b68c13.JPG私の加入する高松西ロータリーの新年会が全日空ホテルで開催された。新春を彩る日舞も披露された。今年は7月から会長に就任することになっており、創立40周年記念事業やクラブの活性化に向け全力で職務につとめたいと考えている。

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2008年01月06日

2008消防出初式

74cd5ecd.JPG新春に防災意識の向上を図る恒例の消防出初め式が6日、香川県内6市7町で開かれた。高松市は同市林町のサンメッセ香川で消防職員ら約1600人がパレードや一斉放水訓練を実施。災害のないまちづくりに向け、今年1年間の安全を誓った。

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